ロボットの定義(おさらい)
要素技術 | 系分類 | 制御回路 |
---|---|---|
・情報を感知し | (センサー 系) | 入力 |
・判断し | (知能・制御系) | 処理(制御) |
・動作する | (駆動 系) | 出力 |
コントローラ/アルゴリズム
- センサー
- ボタン押した?
- ***円入った?
- アクチュエータ
- 買えるもの点灯
- ジュースを出す
- お釣りを出す
コントローラとは
- コントローラ=制御するもの
- センサー(入力系)からの情報を読み取り
- 判断して
- アクチュエータ(駆動系)を動かす
- 日本語では制御器
どうやって判断したらいい?
アルゴリズムとは
問題を解決するための手順。言語的。
日常生活でのアルゴリズムの例として、買い物があげられます。
買い物の目的は、買うべきものを全て買って帰ることです。
プログラミングに置き換えると、買うべきものはリスト型のデータ構造で、買い物の順番には指定がないため、複数のアルゴリズムが見つかります。
この中でも負担が少なく、時間が短い手順こそが良いアルゴリズム
日常生活でのアルゴリズムの例|WEBCAMP MEDIA
といえるでしょう。
自販機のフローチャート例
制御の種類
1. 手動制御
- 人が判断して、人が操作
- 人によってバラつく
- 人が疲れる
- 人によっては安心できる
2. 自動制御
自動制御の種類
大枠での分類
- 順番に実行するシーケンス制御
- 目標通りになるよう自動調整…
- 結果を目標値と比べないフィードフォワード制御
- 結果を目標値と比べるフィードバック制御
操作の違いによる分類
- デジタル的にバチンバチンとするON-OFF制御
- アナログ的に滑らかに調整する比例制御
(これらは、自動でも手動でも、ある)
2-1. シーケンス
工程が決められているものに対し、順序立てて制御する。
- 測定ノイズや不安定性の影響を受けにくい
- 定められていない例外には、適切に対応しづらい
2-2. フィードバック
結果(制御対象)を測定・比較する。
現在のセンサー値(例:28℃)と
コマンド値 (例:25℃)を比較して
適切なコマンド値(例:22℃)に変更できる。
- 環境の変化に対応しやすい
- 測定ノイズに弱い
2-a. ON-OFF制御
ON-OFF制御
バスタブにためる湯の温度を調節する。
蛇口は全開か全閉。
2-b. 比例制御
シャワーの湯温を調節する。
冷水蛇口は全開か全閉。
温水蛇口は0~100%の量で調整可能。
AI = Artificial Intelligence
活用事例までを解説します! | デジマイズム
AIとは
- 人工知能のこと
- 用語は1956年初出
- 米ダートマス大学でカンファレンスが開催
- 人間のような知能を持ったコンピューター
- 基本はプログラミング
- 機械学習
事例
ロボットとセンサによる高齢者見守り
見守りロボットサービス「エルミーゴ」の提供を開始 – ロボスタ
NTTデータ – NTT DATA, 2018年6月
コミュニケーションロボット PALRO
独自の人工知能。後から追加できる。
全高 | 40cm |
重量 | 1.8kg |
全幅 | 18cm |
バッテリー | Li-ion, 5700mAh |
OS | Linux ( Ubuntu ) |
センサー | 3軸加速度・ジャイロ |
超音波センサー x 1 | |
圧力センサー x 8 | |
タッチセンサー x 3 | |
音響 | マイク x 4, スピーカー x 1 |